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No.00034 お盆の作法

先祖の霊を迎える行事
お盆とは先祖の霊があの世から帰ってきて家族と一緒に楽しいひとときを過ごし、また帰っていくという日本古来の信仰に基づく行事です。
仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)を略したもので語源は梵語の「ウランバナ」で地獄の責め苦から救うという意味があります。餓鬼に堕ちて苦しんでいる弟子の母をお釈迦さまが供養して救うことができたという故事が始まりとされています。
本来、お盆の期間は旧暦の7月13日〜16日。ですが、「月おくれ盆」といって1ヶ月おくれの8月13日〜16日に行われるところもあります。関東方面(東京・静岡・名古屋)は7月。その他の地区(函館・熊本を除く)は月おくれ盆。


○迎え、もてなし、送り出す。
<<十三日の迎え火>>
12日夕刻か13日午前中に盆棚や仏壇のおかざりとお供えをすませ、13日の夕刻、縁側の軒先か盆棚のところに吊るされた盆堤灯に火をともします。そして家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)にオガラを折ってつみ重ね、火をつけて燃し、その場で合掌します。これを迎え火といい、オガラを燃したその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎えます。
この日はお墓参りをしてお墓もきれいにしてあげましょう。

<<盆棚のつくりかた>>
仏壇の前に机を置いて、むしろを敷き、野菜やくだもの、花、団子などを供える。
キュウリとナスビに割り箸を刺して馬と牛に見立てたもの。先祖の霊が乗って帰ると言われている。 
お盆の期間中は毎日盆棚や仏壇の水を取り替え、食事を供え、線香をあげて供養をしましょう。

<<送り火>>
家に迎えた精霊を今度は送り火をたいてお墓に帰っていただきます。迎え火をたいた同じ場所で16日(又は15日)オガラをつみ重ねて送り火をたきます。
京都の有名な大文字焼きも、大がかりな送り火の一つです。


○離れていて供養に参加できない場合は・・・
最近は夏休みの時期も人それぞれ。お盆に実家に帰れないという人も多いはずです。だったらせめて部屋の中に盆棚に見立てたコーナーをつくってみませんか。
キキョウ、萩、ホオズキなどお盆につきものの花や先祖の霊が乗るといわれる、キュウリやナスビで作った馬や牛を飾りましょう。
これに毎日お水を供えて遠く離れたご先祖様の霊に手を合わせてみて。お線香も必ずたきましょう。

お墓参りになかなか行けない人も、日頃のお礼の気持ちをご先祖様に伝えるいい機会です。

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